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『MX-30を見に行ったら、グレードが2つ。55万円も違うけど、何がそんなに違うの?』と迷っている方も多いはずです。
結論から言うと、新車で選べるMX-30 ROTARY-EVのグレードはROTARY-EV(4,433,000円)とNatural Monotone(4,983,000円)の2つだけです。走りの中身は同じで、55万円の差はシート・音・ライト・運転支援の追加分に払うお金なんです。
この記事を読めば、装備の違いを1つずつ確かめて、自分に必要なのはどちらかを決められます。
MX-30のグレードはいま2つだけ
まずは前提からです。2026年9月現在、新車で買えるMX-30はプラグインハイブリッドの「MX-30 ROTARY-EV」だけになっています。
マイルドハイブリッドは2026年8月末で生産を終え、EV MODELは2025年3月31日で生産終了しました。どちらも、いまは中古で探す車です。
| グレード | 車両本体価格(税込) | 駆動 | パワートレイン |
|---|---|---|---|
| ROTARY-EV | 4,433,000円 | 2WD(FF) | e-SKYACTIV R-EV |
| Natural Monotone | 4,983,000円 | 2WD(FF) | e-SKYACTIV R-EV |
出典はマツダ公式の主要諸元・装備表(2026年9月現在)です。4WDはどちらのグレードにも設定がありません。
価格の中身や改良前との違いは、MX-30の新車価格の記事で詳しく見ています。
現行MX-30のグレードはROTARY-EVとNatural Monotoneの2つ。差額は550,000円で、走行性能・燃費・寸法は同じです。違うのは快適装備と一部の運転支援だけです。
『Modern ConfidenceやRetro Sports Editionはどこに行ったの?』という方もいるかもしれません。これらは2026年改良で整理されたグレード名で、いまは中古車でしか出会えません。
改良前のグレードについては、改良前MX-30のグレードの違いでまとめています。
走りと燃費はどちらも同じです
ここが大事なところです。2つのグレードは、エンジンもモーターも電池も同じものを積んでいます。
ロータリーエンジン(8C-PH型・0.830L・72PS)は発電専用で、タイヤを回すのはいつもモーター(170PS/260N・m)です。駆動用電池は17.8kWhで、これも共通です。
| 項目 | ROTARY-EV | Natural Monotone |
|---|---|---|
| ハイブリッド燃費(WLTC) | 15.4km/L | 15.4km/L |
| EV走行距離(WLTC) | 107km | 107km |
| 全長×全幅×全高 | 4,395×1,795×1,595mm | 4,395×1,795×1,595mm |
| 車両重量 | 1,780kg | 1,780kg |
| タイヤ | 215/55R18 | 215/55R18 |
| 自動車税(年) | 25,000円 | 25,000円 |
数値はいずれもマツダ公式の2026年改良モデルの値です。
つまり、上のグレードを選んでも速くなったり燃費が変わったりはしません。
『それなら安い方で十分なのでは?』と思いますよね。そこを判断するために、次から装備の違いを見ていきます。
燃費や電気代込みの燃料代は、MX-30 ROTARY-EVの燃費で詳しく計算しています。
55万円差で付く装備の一覧
Natural Monotoneにだけ付く装備を、マツダ公式の装備表から並べました。
| 装備 | ROTARY-EV | Natural Monotone |
|---|---|---|
| シート表皮 | クロス | 合成皮革/クロス |
| 運転席の調整 | ラチェット式リフター(手動) | 10Wayパワーシート+メモリー |
| シートヒーター | なし | 運転席・助手席 |
| ステアリング | ウレタン | 本革巻・ステアリングヒーター |
| シフトノブ | ウレタン | 本革巻 |
| オーディオ | 8スピーカー | Boseサウンドシステム+12スピーカー |
| AC1500W/AC150W電源 | オプション(66,000円) | 標準 |
| ドアミラー | オート格納 | +ヒーテッド・運転席側自動防眩 |
| ルームミラー | 防眩 | 自動防眩(フレームレス) |
| ホイール | グレーメタリック塗装 | 切削加工・ブラックメタリック塗装 |
このほか、Natural MonotoneにはシグネチャーLED、DピラーのメッキとMAZDAロゴ、コルク付きのプルハンドル、トノカバー、リアマップランプも付きます。

シートメモリーとシートヒーター
夫婦で運転する家庭なら、運転席のメモリー機能は便利です。ボタン1つで自分の位置に戻るので、毎回シートを合わせ直す手間がなくなります。
シートヒーターは冬の朝に効きます。ROTARY-EVは手動のリフターだけで、ヒーターは付きません。
ステアリング(ハンドル)の素材とヒーター
ROTARY-EVのステアリングはウレタンです。Natural Monotoneは本革巻で、ステアリングヒーターも付きます。
冬にハンドルが冷たいのが苦手な方には、地味に効く違いなんです。
Boseと12スピーカー
音楽をよく聴く方は、ここで迷うことが多いはずです。ROTARY-EVもマツダ・ハーモニック・アコースティックスの8スピーカーで、音が悪いわけではありません。
ただ、Boseの12スピーカーは後付けでは同じものにできません。気になるなら、試乗の時に同じ曲を両方で聴き比べてみてください。
運転支援とライトの違い
安全装備の大部分は全車標準です。衝突被害軽減ブレーキ(SBS)、全車速追従のクルーズコントロール(MRCC)、360°ビュー・モニター、ブラインド・スポット・モニタリングは、どちらにも付きます。
差が出るのは次の3つだけです。
| 装備 | ROTARY-EV | Natural Monotone |
|---|---|---|
| ヘッドライトの自動制御 | HBC(ハイビームの自動切替) | ALH(アダプティブ・LED・ヘッドライト) |
| CTS(渋滞時の運転支援) | なし | 標準 |
| TSR(交通標識認識) | なし | 標準 |
ALHは、対向車がいる部分だけを照らさないように光を細かく調整するライトです。夜の郊外を走ることが多い方には、ありがたさを感じやすい装備です。
CTSは、渋滞の中でアクセル・ブレーキとハンドル操作を補助します。高速の渋滞によくはまる方は、ここを重く見ておきましょう。
- 夜に街灯の少ない道を走ることが多い
- 週末の高速道路で渋滞によく巻き込まれる
- 制限速度の標識を見落としがちで不安がある
安全装備の全体は、MX-30の安全装備で詳しく解説しています。
メーカーオプションは「AC1500W電源」だけ
MX-30のメーカーセットオプションは、ROTARY-EVの「AC1500W/AC150W電源」66,000円だけです。Natural Monotoneはこれが標準なので、メーカーオプションの設定自体がありません。
AC1500Wは、車内のコンセントから家電を動かせる装備です。キャンプや停電の時に使いたい方は、ROTARY-EVでもこれだけは付けておくと安心です。
「キャンプでホットプレートを使いたいんです」
「それならROTARY-EVでもAC1500W電源を付けておくと、外で家電が使えて便利です」
| 組み合わせ | 車両本体+オプション(税込) |
|---|---|
| ROTARY-EV(オプションなし) | 4,433,000円 |
| ROTARY-EV+AC1500W電源 | 4,499,000円 |
| Natural Monotone | 4,983,000円 |
電源を付けたROTARY-EVとNatural Monotoneの差は、484,000円まで縮みます。
メーカーオプションは工場で取り付けるものです。納車後に「やっぱり付けたい」と思っても、同じ形では後付けできません。迷うなら見積もりの段階で決めておきましょう。
ナビ用のSDカードやフロアマットなどは、販売店で付けるショップオプションです。こちらは後からでも追加できます。
色を含めると総額はいくら変わる?
色によっても車両本体の金額が変わります。有料色はマシーングレー(55,000円・両グレード)と、ソウルレッドの2トーン(110,000円・Natural Monotoneのみ)です。
| グレード | 色の例 | 車両本体+色(税込) |
|---|---|---|
| ROTARY-EV | ジェットブラックなど標準色 | 4,433,000円 |
| ROTARY-EV | マシーングレー | 4,488,000円 |
| Natural Monotone | ジェットブラックなど標準色 | 4,983,000円 |
| Natural Monotone | マシーングレー | 5,038,000円 |
| Natural Monotone | ソウルレッド2トーン | 5,093,000円 |
白のアークティックホワイトはROTARY-EVだけ、赤の2トーンはNatural Monotoneだけです。色で選ぶとグレードが決まることもあるので、先に色を確かめておきましょう。
全色の一覧はMX-30の色の記事にまとめています。

どっちを選ぶ?向いている人の目安
ここまでの違いを、向いている人でまとめます。
- 走りと燃費が同じなら価格を抑えたい
- 音響やシートの質感にはこだわらない
- 白(アークティックホワイト)に乗りたい
- 浮いた予算を充電設備や家計に回したい
- 冬の朝にシートとハンドルのヒーターが欲しい
- 家族と運転を交代するのでシートメモリーが便利
- 夜道や高速の渋滞が多くALHやCTSが欲しい
- ソウルレッドの2トーンに乗りたい
『55万円あれば、充電器の工事費も払えちゃうんだよな…』と考える方もいますよね。そう思うのは自然です。
例えばこんな考え方があります。
「シートヒーターとBoseを後で欲しくなりそうですか?」
「冬場は毎日乗るので、たぶん欲しくなります」
こういう方は、最初からNatural Monotoneにした方が後悔は少ないはずです。逆に、装備表を見て「なくても困らない」が多いなら、ROTARY-EVで十分です。
- 欲しい色がどちらのグレードで選べるか確かめる
- 上の表で「なくて困る装備」に印を付ける
- 印が3つ以上ならNatural Monotone、少なければROTARY-EVを軸にする
- ROTARY-EVならAC1500W電源を付けるか決める
- 両グレードで見積もりを取り、値引き後の差額で最終判断する
両方の見積もりを並べると、本体価格の差がそのまま総額の差にならないことも分かります。値引きや下取りの条件は販売店や時期で変わるからです。
MX-30買いたいドットコム
MX-30の値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、MX-30の値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
乗り出し価格の目安はMX-30 ROTARY-EVの乗り出し価格、値引き交渉の進め方はMX-30の値引き相場と交渉の順番を読んでみてください。
中古で探すなら改良前のグレード名に注意
中古でMX-30を探すと、いまの2グレード以外の名前がたくさん出てきます。Basic Set、Highest Set、Industrial Classic、Modern Confidence、Retro Sports Edition、Edition Rなどです。
これらは改良前のグレード名で、年式やパワートレインによって装備が違います。マイルドハイブリッドとEV MODELもあり、自動車税はマイルドハイブリッドが年36,000円です。
「ROTARY-EVの中古なら同じ装備」とは限りません。2026年改良より前のROTARY-EVは、グレード構成も装備も違います。車検証の年式と装備表を見比べておくと確実です。
中古の選び方はMX-30の中古車の選び方で詳しく解説しています。
よくある質問
MX-30のグレードはいくつありますか?
2026年9月現在、新車で選べるのはROTARY-EVとNatural Monotoneの2つです。どちらもe-SKYACTIV R-EVのプラグインハイブリッドで、2WD(FF)のみです。
ROTARY-EVとNatural Monotoneで燃費は違いますか?
違いません。マツダ公式のWLTC値で、ハイブリッド燃費15.4km/L、EV走行距離107kmはどちらも同じです。
シートメモリーはどのグレードに付きますか?
Natural Monotoneの運転席10Wayパワーシートに付きます。ROTARY-EVは手動のラチェット式リフターで、メモリーはありません。
Boseのスピーカーはオプションで付けられますか?
BoseサウンドシステムはNatural Monotoneの標準装備で、ROTARY-EVにはメーカーオプションとしての設定がありません。
MX-30のメーカーオプションは何がありますか?
ROTARY-EVの「AC1500W/AC150W電源」66,000円だけです。Natural Monotoneは標準装備なのでメーカーオプションの設定はありません。
まとめ
- 新車のMX-30はROTARY-EV(4,433,000円)とNatural Monotone(4,983,000円)の2グレードだけ
- 走り・燃費・寸法・税金は同じで、差は快適装備と一部の運転支援
- Natural MonotoneにはBose12スピーカー、シートメモリー、シートとハンドルのヒーター、ALH・CTS・TSRが付く
- メーカーオプションはROTARY-EVのAC1500W電源(66,000円)だけ
- 色によって選べるグレードが決まるので、色から先に確かめる





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